- ちょうにん
- I
ちょうにん【停任】過失などにより官職を一時やめさせること。 ていにん。II
「死罪・流刑・闕官・~つねにおこなはれて/平家 1」
ちょうにん【町人】近世, 都市に住む商工業者。 狭義には家持ちの町の住民をさすが, 広義には店借(タナガ)り・地借(ジガ)りをも含む。 前者の中から町役人が選出され, ある程度の自治が行われた。 身分的には武士・農民より下位に置かれたが, 経済力を背景に強い発言力を持つに至った者もあり, 近世都市文化を中心的に担う層となった。 まちにん。IIIちょうにん【重任】(1)官職の任期満了後, 重ねて同じ官職に任ぜられること。 特に平安中期以降, 国司が財物を官に納めてさらに一任期を再任されたこと。→ 延任(2)「じゅうにん(重任)」に同じ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.